SAPHO症候群日記と私ごと。

SAPHO症候群と診断された私の日常や感情や私ごと。

SAPHO症候群③

次の日出勤。

課長と面談。

 

課長「痛みはどうですか?大丈夫か心配してましたよ」

私 「また原因がわからないと言われてどうしようもない状態です。

   早退させていただいたのに本当に申し訳ありません。」

課長「そんなことは気にしなくていいです。まずは原因を突き止めないと

   いけませんね。受診した整形外科で紹介状を書いてもらうことは

   可能ですか?」

私 「一番初めに行った整形外科の先生が書いてくれるかもしれません。」

課長「では、お願いしてみて一刻も早く大きな病院を受診してくださいね。」

私 「わかりました、ありがとうございます。」

 

 

課長は本当に優しく温かい方で落ち着いて私の体調を第一に考えて、

たくさん助言してくれました。とてもとても救われたし今でも感謝してます。

加えて医薬品会社の課長なので地元の病院の特性に詳しい方で、

紹介状を書いてもらう病院に関してもアドバイスをいただけました。

 

私は知らなかったんですが、

今は〇〇病院に紹介状を書いていただけますか?と言ってもいいようですね。

病院によっても違うのかな?私は病院を指定して紹介状を出してもらいました。

情報が間違っていたらすみません。

 

休みの日に、一番初めに行った古い整形外科へ。

紹介状を書いてもらうと、紹介先の大学病院に電話してくれた。

30代女性の胸の痛みなので、

いますぐに検査しますので来院していただけますか?とのこと。

今日の今日診てもらえると思ってなかったので驚いたのと、

久しぶりに感じた安堵の気持ちですぐに大学病院へ向かう。

 

 

良かった・・・。

今日で何か原因がわかりますように。

 

 

つづく

SAPHO症候群②

あれから数日痛みは変わらない。

整形外科で処方されたロキソニンも効かず。

痛みはどんどん強くなる。

 

配送業ですから、一日中運転か積み込みか梱包、配送準備。

運転中ハンドルをきるときビックリするほど痛い。

これはやっぱり骨かな・・・?とか思う。

 

 

あまりの痛みに呼吸が荒くなり、午前中で早上がりさせていただく。

Googleで検索し近くにある少し大きな整形外科へ。

お年寄りばかりでかなりの待ち時間。

結果様々な検査をしてもらうが原因は不明。

 

また原因不明なのか・・・。

何度目かの絶望。

 

 

レントゲンでは異常はないため、筋肉が疲労のため炎症しているのではないか?

とのことで、筋肉炎症を抑える漢方とロキソニンを処方してもらった。

 

病院を巡り、原因がわからないと伝えられた時の絶望が

本当にハンパない。

 

もうやりきれない気持ちになる。

 

 

このままどうなるんだろう。

会社になんと伝えようか。

クビにならないかな・・・。

 

不安で不安で自分が飛んでいきそうだった。

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

SAPHO症候群①

2022年9月私は結婚した。

幸せだった。夢いっぱいで浮かれていた。

 

2022年11月後半頃。

突然感じ始めた原因不明の鎖骨下胸の付近の痛み。

 

 

鎖骨の下、感覚としては筋肉痛が深いような鈍痛。

痛いな・・・。

 

湿布薬を貼って二、三日で治る。

また痛くなるの繰り返しが数ヶ月。

そのうち湿布薬が効かなくなった。

 

そんなにひどい状態という感じでは捉えてなかったので様子を見ていた。

 

 

しかし、日々痛みが強くなる。

一日に3回〜4回市販の鎮痛剤を飲み続ける日が続く。

私の仕事は医薬品の配送で、重い医薬品を積込み定時ルート配送していくというもの。

重さが体に負担になり、疲労骨折とかしたんかな・・・?

無理して持ち上げることはたまにしかないのに・・・。

 

おかしい・・・。

こんなに続く痛みってなに?これなんなの?

 

 

2023年になった1月後半のとある金曜日の夕方、

担当ルートの中ではかなり遠い場所で納品を終え、

あまりの痛みに旦那さんに電話。

喋り続けられないほど胸部が苦しい。

息が続かない。怖い。どうしよう。

 

長距離運転手の旦那さんが偶然休みで自宅に居たため病院を探してもらう。

仕事が終わってからも診療してくれそうな整形外科を見つけてくれたので

退勤後、急いで病院へ向かう。

車のハンドルをきるのも激痛が走る。

 

外は真っ暗冬の19時頃。

かなり古い整形外科。

 

タバコ臭い先生。

私も吸うけど(笑)

 

これまでの痛みの経緯をひたすら説明するも伝わらない。

悔しい。

 

レントゲン撮影して異常なし。

鎮痛剤出してもらって終了。

 

先生「もしどうしようもなかったら、大きな病院紹介するから」

       「少し様子みて」

私 「わかりました。」

 

会計を待ってる間絶望だった。

結局鎮痛剤もらって終わり。

疲労骨折でもなかった。

なんなんだろう。

 

不安で不安で堪らなかった。

 

会計が終わって痛すぎて痛すぎて早く鎮痛剤が飲みたくて

車に戻りすぐに飲む。

外は暗くて寒い。独りぼっちで悲しくなってきて。

涙が止まらなかった。

 

ふと我に帰り、明日も仕事か。

帰って早く寝ないと体が持たない・・・。

 

その日はひとまず帰宅。

 

 

つづく・・・