SAPHO症候群日記と私ごと。

SAPHO症候群と診断された私の日常や感情や私ごと。

SAPHO症候群⑤

大学病院の整形外科を受診してから翌日、

職場の課長に現場を報告。

 

今となっては病気の話しをしなければ良かったとしか思わないが、

病院に行くので仕事を休ませてもらっていたし、

現状の報告は必要だと感じたから課長に話した。

 

SAPHO症候群なんて知らない方が当たり前な病気。

インターネットで検索してもなかなか罹患者が理解できる内容のものはなく、

専門用語満載の説明ばかり。

人に説明するこちらも一苦労。

なかなかうまく伝わらない。

骨が溶解しているというパワーワードしか相手に残らない。

 

私の仕事は1日のほとんどの時間を運転する配送業。

運転中に何かあっては困るので、病状の把握がしっかり出来るまでは、

事務所の中で受注の仕事をできるようにしましょう。

と提案があり受け入れるしかなかった。

 

本当に受注の仕事が嫌で仕方なかった。

なぜか?

 

コロナが感染拡大し、自分の部署でも罹コロナ罹患して休む人が増えたことで

欠員の補充を自分の部署で出来るようにしようと受注の人は配送を、

配送の人は受注を覚えていきましょうという動きになり元々半年ほど前から

配送業務は続けながら受注業務の研修を受けていた。

 

その時に元々受注をしていたMさんから嫌がらせを受けるようになり、

一緒に仕事をするのが耐えられなかった。

その旨を上司に相談すると、「僕も嫌がらせされてます」「わかります」

「Mさんが原因で一人辞めたりしているんですよ」とのこと。

正直びっくり。ちなみにそのMさんは私と同じ派遣会社。

幸いにも研修中でMさんと一緒になるのは月に数回のことなので、

Mさんとは被らないようにシフトを考えてもらっていた。

 

しかし、今回は毎日受注で中で働かないといけない。

ずっとMさんと一緒。いやいや無理無理。

けど仕方ない。

 

課長が朝礼で部署の皆さんにその旨説明。

その日からMさんからの嫌がらせエスカレート。

 

 

Mさんは、なんで配送で入ったのに受注にくるの?

と社員に言う。

私は持病があるので配送はしませんし重いものは持ちません。

と宣言。

私は持病があるけど受注に来たukaさんは今日も元気でした。

と私の派遣会社担当者へ謎のLINEを送る。(同じ派遣会社のため)

 

いや、頭おかしいだろ。

私は受注したくてしてるわけじゃない。

ってか配送に戻してくれ。

 

ボルタレンを毎回飲み、胸コルセットをして痛みに耐えてる。

けど、痛い痛いと言いながらアピールしながら仕事したくないから

普通に動くし、笑顔で働いてトイレで泣いてんだよ。

 

早く配送に戻りたかったし、

自分で病気の内容も理解出来てないのに環境がガラッと変わって本当に苦しかった。

誰にも痛いなんてわからない。

伝わらない。

悔しかったし、情けなかった。

 

 

一生懸命、誠実に仕事をやってきた。

それだけは自信をもって言える。

だけどコマだったんだと実感してモチベーションもなくなり。

すべて壊れた。